第8回 週末アメリカンスクール レポート


『Good morning!!』 『今日は誰が来るー?』と再会を楽しみにしている子ども達。

初めて参加するドキドキ緊張した様子の子ども達。

そぉ!!週末アメリカンスクールは、月に2回の再会の場所でもあり、出会いの場所でもあるスクール。

この日も、アメリカンスクールで出会った日米の友達と再会、新しい出会いがあった素敵な日・そして今回は初のフィールドトリップへ出掛けた特別な1日をレポートします。

◎ホームルーム:友達を作って帰ろう!!◎

まずは、日米別れてのホームルーム。

ここで、毎回伝える事は『言葉は関係ない!』と言う事。

今回は、初めて参加する子も多く緊張した表情の子が多くいました。全く知らない場所に、全く友達がいない場所に足を運んだだけでも子ども達にとってはとても大きなチャレンジ!!緊張して当たり前ですよね…。


今回、子ども達にあたえたミッションはただ一つ。

『友達を1人でも作って、楽しむ事』

せっかくのフィールドトリップ!!友達なしではつまらないですよね?

英語がわからなくても、名前だけは伝えられるはず。まずは、名前を伝えてみたらいいね!!と自己紹介をしてスタート!!!

でも、自己紹介だけでは緊張はほぐれないよね。

スタート前に、初めて参加の男の子。『なんで男の子少ないの?』『なんで同じ歳の子いないの?』と…。そうだよね、初めての場所で不安がたくさんだよね。

でも、大丈夫!!必ず友達ができるから!

なぜなら、ここにきた子は勇気のある子ども達。

毎回、たった1日で不安を笑顔に変えて帰っていくから絶対に大丈夫!!


◎アイスブレイク◎

アイスブレイクでは、まだまだ緊張している子ども達を笑顔に変える大切な時間。

爆弾ゲームでは、自己紹介もかねて楽しみます。

ボールを隣の子へパスして、ボールが自分の所でとまったら自己紹介!緊張している

子ども達は自分の所では止めまいと必死!!その焦りがボールを落としてしまったり、

上手くパスできなかったり、隣同士で思いやりも必要になってきます。

たったその一瞬の関わりでも、隣の子でとまると『あぁ~…笑』と目を合わせ笑い合ったりとコミュニケーションの第一歩!!こうやって笑顔が増えていくんだね!

震源地ゲームは前回大盛り上がりのゲーム!!

鬼に内緒でリーダーを決め、みんながリーダーの指示にしたがい、鬼がリーダーを当てるゲーム。

リーダーは仲間を信じ指示を出す。仲間はリーダーを守るように指示を聞く。鬼は周りを注意深く見なくてはいけません。これがなかなかハード!!

でも、リーダーの指示に従う時はみんな真剣。たったこれだけの事かもしれませんがお互いを信じ、従う。たかがゲームだけれど奥が深いな…と子ども達の真剣に楽しむ姿を見て感じました。


ゲームを終えると少し子ども達にも余裕が出てきて、すでに表情が違うのが分かる!!

みんなで共に笑いあっただけで、自分が楽しめば周りも楽しい!

周りが楽しければ、自分も楽しい!!

友達作りの階段をやっと自分の足で上りだした子ども達の姿は、朝会った姿と本当に何かが違う。


◎フィールドトリップ:田浦梅林◎

さぁ!緊張もほぐれた所で、子ども達が1番楽しみにしていたフィールドトリップへ

Let’s go!!!!!!!!

今回はアメリカンスクール初のフィールドトリップ!

みんなで電車に乗って、田浦梅林までピクニックに行ってきました!


道中は、お友だちと並んでながーい道のりを歩きます。本当に長かった…笑

でも、子ども達は元気いっぱい!!!そして、長い道のりにはしっかり意味がありました。

ただ黙々と歩く訳でもなく、電車に乗ったり、山を登ったり、見慣れない町並みに自然と会話が広がります。

それは、スタッフが仕掛けたものでもなんでもなく、子ども達が自然と起こしたアクション!!!

名前や年齢、住んでいる場所を聞きあったり自然に生まれる会話を耳を大きくしてしまいました。笑


田浦梅林に到着すると『お腹すいたぁ~!!!』と芝生に倒れこむ日米の子ども達。

長い道のりを一緒に頑張った事で、そこには朝の様な緊張はなく、達成感に満ち溢れた

笑顔がたくさんありました。


待ちに待ったランチタイムでは、自然とみんなが集まり一緒に食べました。

レジャーシートをシェアしたり、おやつを分け合ったり、今日知り合ったとは思えない光景でした。1人の日本人の女の子は、たくさん持ってきたキャンディーをみんなにあげるの!!と教えてくれました。でも、どうやって配ったらよいかわからない様子…しばらく様子をみていると、勇気をふりしぼってアメリカ人の女の子にちゃんとあげる事が出来ました。そこには言葉はありませんでしたが、自分で考え行動にうつせた事に拍手!!

すごくかっこよかったよ!!こうやって小さな勇気が次の勇気につながっていくんだね!


ランチの後は、みんな待ちきれない様子のアスレチックへLet’go!!

カバンを放り投げアスレチックへ向かう姿は日本人もアメリカ人も同じ。

始めは各自、思い思いにアスレチックを楽しんでいましたが、気が付けば小グループへ発展!!アスレチックのやり方を教えてあげたり、困っていたらヘルプしてあげたり自然とできるようになっていました。大きいお兄さん・お姉さんは、きちんと英語で会話を広げ鬼ごっこをしたり日米関係なく遊びを展開していく姿に関心しました。


◎帰り道は疲れているはずなのに、笑顔がいっぱい◎

約3時間、みっちり遊んで帰りはヘトヘト…

帰りは、日本人のお姉さん達がよく頑張ってくれました。本当に面倒見がよいお姉さん達は、自分も疲れているのにお友だちの手を取り、『頑張れ!』『もう少しだからね!』と励ましながら一緒に歩いてくれました。

初めてアメリカンスクールに来たときは、自分の事で精一杯で周りなんて後回しだったのに…今では頼れるリーダーに成長!日本語と英語を使って、日本人・アメリカ人関係なく助けてあげられる。本当に素敵な事だよ。ありがとう!!!


ずっと手をつないで帰り道を歩く、日本人とアメリカ人の女の子2人はお互いに今日が初めてのアメリカンスクール。電車待ちの空き時間では、2人で『アルプス一万尺』を教え合ったり、お互い言葉は少ないけど心で会話。言葉が通じないから関わらないではなく、言葉が通じないからこそ、心を通わせ笑顔が生まれる。簡単に出来る事ではありません。


朝、不安で不安でしかたなかった男の子。帰り道では友達と手をつなぎ『ねぇ!友達できたよ!!』とニコニコの報告!!

そういえば、今まで『友達できたよ!』と報告を受けたことはありませんでした。なんだかこの言葉に改めて感動!!!自信を持って友達と言える。

その友達はアメリカ人・日本人。言葉も国籍も関係ない。友達。

『友達できたよ!!』今日のミッションクリアだね!!!!!


今までのアメリカンスクールでは、必ず間にはスタッフが入りアイスブレイクやチームビルディングをしたり、少し意図的な部分もありました。

フィールドトリップではスタッフが間に入ることはほぼなく正直、心配でした…

でも、そんな事は全く心配なかったようです。

同じ時間を過ごしていく中で、少しずつお互いを知り仲良くなっていく。

確かな事は、言葉も国籍も年齢も全く関係ない事。

ただでさえ緊張するアメリカンスクールですが、今回は電車に乗って知らない場所へ、

その日に出会った友達と行く…きっといつも以上に、たくさんの困難や葛藤があったと思います。しかし、その困難や葛藤に共に立ち向かい、乗り越えたからこそ心が通い繋がっていきます。



今回も新しい出会いと再会、たくさんの笑顔に出会えた週末アメリカンスクール!

どんどん自信と笑顔があふれていく週末アメリカンスクール!

次回は3月11日(土)です!!みなさまのご参加お待ちしています!!

東京から1時間で行けるアメリカ

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